米国市場サマリー：ダウ平均は133.40ドル高、ナスダック総合株価指数も71.78ポイント高で終了

moomooユーザーの皆様～おはようございます！本日の米国株市場のキーポイントはこちら：
●ダウ平均は133.40ドル高の33269.77ドルで終了
●インフレ抑制、市場の楽観で困難に＝FOMC議事要旨
●米ISM製造業景況指数、12月は48.4に低下
●米求人件数、11月はほぼ横ばい＝雇用動態調査
●FRB、5.4％前後への利上げ必要＝ミネアポリス連銀総裁
●モルガンＳウィルソン氏、ハイテク業界に厳しい目－コスト削減で遅れ
●注目銘柄： $ゼネラル・モーターズ(GM.US)$、 $トヨタ自動車(TM.US)$、 $マイクロソフト(MSFT.US)$、 $メタ・プラットフォームズ(META.US)$
●外国為替
ーmoomooニュース米国株

市場概況
4日のダウ工業株30種平均は133.40ドル高の33269.77ドルで取引終了。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は71.78ポイント高の10458.76で終了。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は28.83ポイント高の3852.97で終えた。

トップニュース
インフレ抑制、市場の楽観で困難に＝FOMC議事要旨
米連邦準備制度理事会（FRB）が4日公表した連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨（昨年12月13～14日開催分）によると、市場に利上げ打ち止め観測が広がれば、景気を減速させインフレを抑制することが一段と困難になりかねないと当局者が懸念していたことが分かった。

米ISM製造業景況指数、12月は48.4に低下
米供給管理協会（ISM）が4日発表した2022年12月の製造業景況指数は48.4となり、11月の49.0から低下した。経済活動の拡大・縮小の節目となる50をさらに下回り、金利上昇に伴う需要の減少が続いている様子が明らかになった。

米求人件数、11月はほぼ横ばい＝雇用動態調査
米労働省が4日発表した2022年11月の雇用動態調査（JOLTS）によると、求人件数は前月からほぼ横ばいの約1050万件で、歴史的に見て高い水準を維持した。

FRB、5.4％前後への利上げ必要＝ミネアポリス連銀総裁
米ミネアポリス地区連銀のニール・カシュカリ総裁は、インフレに鈍化の兆候は見られるが、連邦準備制度理事会（FRB）は当面、利上げを継続する必要があるとの見方を明らかにした。今年前半に金利を5.4％前後に引き上げる必要があるとの予想を示した。

モルガンＳウィルソン氏、ハイテク業界に厳しい目－コスト削減で遅れ
モルガン・スタンレーの米国株担当チーフストラテジストであるウィルソン氏は、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、テクノロジー企業は「コスト削減が苦手だ」と指摘。「テクノロジー企業はあらゆる時期において積極的な投資を望んでいる。コスト削減は不得手であり、実施は遅れるだろう」とし、「考えられているより長くかかる。そうして出遅れた分野では利幅の悪化はより深刻なものになり得る」と語った。

注目銘柄
米自動車販売台数、22年はGMがトヨタから首位奪還
$ゼネラル・モーターズ(GM.US)$ ：米自動車メーカーではゼネラル・モーターズ（GM）が4日、22年の販売台数が2.5％増加し274万台になったと明らかにした。部品不足で生産を一時停止した状況から回復できたためだとした。またGMは22年、米国での販売台数がトヨタ自動車を約16万5630台上回り、首位の座をトヨタから奪還した。

トヨタ、22年の米新車販売10％減 EVは14％減
$トヨタ自動車(TM.US)$：4日午後の米株式市場でトヨタ自動車の米国預託証券（ADR）が0.6％下落している。同社がこの日発表した米国での販売実績が材料視されている。トヨタの米新車販売台数は、10-12月期は前年同期より増加したものの、2022年通年では減少した。

マイクロソフト成長減速か、クラウドとオフィスに弱さ
$マイクロソフト(MSFT.US)$ ：UBSのアナリストらは調査リポートで、マイクロソフトが減速期に入る可能性があるとの見方を示した。要因に同社のクラウドサービス「Azure（アジュール）」とクラウド型統合ソフト「マイクロソフト365」（旧「Office（オフィス）365」）の弱さを挙げた。

EU、米メタに制裁金550億円 追跡型広告巡り
$メタ・プラットフォームズ(META.US)$ ：欧州連合（EU）の個人情報保護当局は米メタ・プラットフォームズに対し、ユーザーとのサービス利用規約を盾にして追跡型広告を表示させることは認められないとの判断を下した。3億9000万ユーロ（約550億円）の制裁金を科すことも決めた。

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