休みで時間があったのと、この1ヶ月でOKLOの含み益がきれいに半減してしまったこともあって、いろいろ頭の整理を
結果として前のと長文連投になってしまいすみません
あくまで長期保有を考えている人向けの半分独り言「なげーよw」とかはご容赦を…
まず、自分の立ち位置を先に書いておきます。予算少ない中で投資してて今年のOKLOの上昇が群を抜いて激しく、結果的にポートフォリオがかなり極端にOKLO寄りになってしまっている状態です。これ以上、積極的に買い増しはしないので「なるべく枚数を減らさずに、どう長期ホールドしていくか」というスタンスです。
原子力・量子の専門家ではありません。昔、量子コンピュータはかなり真面目に調べていた時期があって、今も身近に量子系の研究者がいるので、平均よりは情報は入ってくるかな、という程度です。
なので、ここから書くことはあくまで調べるのが好きなシロートの一意見と思ってもらえればなと
量子銘柄激推しの人が読んだら、気分を害する部分もあるかもしれませんが、「こういうリスクの見方をしてるやつもいるんだな」くらいに受け止めてもらえたらありがたいです。逆に原子力に詳しい方からすると、「いや、ここ楽観過ぎ」「ここは勘違い」とツッコミどころも多いと思うので、そのあたりはぜひコメントで教えてほしいです。
本題です。ジム・クレイマーが「投機的な魔法にかかった銘柄」みたいな文脈で、量子と原子力を同じ箱に放り込んで話しているのを見て、自分はかなり違和感がありました。(あんたもちょっと前は買い推奨してたやんと…)
まず、自分の立ち位置を先に書いておきます。予算少ない中で投資してて今年のOKLOの上昇が群を抜いて激しく、結果的にポートフォリオがかなり極端にOKLO寄りになってしまっている状態です。これ以上、積極的に買い増しはしないので「なるべく枚数を減らさずに、どう長期ホールドしていくか」というスタンスです。
原子力・量子の専門家ではありません。昔、量子コンピュータはかなり真面目に調べていた時期があって、今も身近に量子系の研究者がいるので、平均よりは情報は入ってくるかな、という程度です。
なので、ここから書くことはあくまで調べるのが好きなシロートの一意見と思ってもらえればなと
量子銘柄激推しの人が読んだら、気分を害する部分もあるかもしれませんが、「こういうリスクの見方をしてるやつもいるんだな」くらいに受け止めてもらえたらありがたいです。逆に原子力に詳しい方からすると、「いや、ここ楽観過ぎ」「ここは勘違い」とツッコミどころも多いと思うので、そのあたりはぜひコメントで教えてほしいです。
本題です。ジム・クレイマーが「投機的な魔法にかかった銘柄」みたいな文脈で、量子と原子力を同じ箱に放り込んで話しているのを見て、自分はかなり違和感がありました。(あんたもちょっと前は買い推奨してたやんと…)
同じ“ディープテック”っぽく見えても、量子ハード専業スタートアップとSMR/OKLOは、リスクの中身も時間軸もかなり違うと思っています。
量子については、自分の頭の中では「量子ハード」と「量子ソフト」をきっちり分けています。本当はここをごちゃ混ぜにしたまま「量子銘柄」と言い出す時点で、だいぶ話が危うくなると思っています。
特に量子ハード専業スタートアップは、
• 研究開発費が売上を上回る“研究所ビジネス”状態が長く続く
• FTQCまでの距離が、物理・工学・資金のどの面から見てもまだ遠い
• 勝てる方式・勝てる企業はごく少数で、選ばれなかったところの株は本当に紙屑になり得る(まだ見上場のスタートアップも多く、今買える銘柄から勝者が出ない可能性が高い。あくまで個人的な意見では先行している超伝導がそのまま選ばれる確率は決して高くないかなと…)
という構造だと見ています。
量子ハードにどうしても張りたいなら、IBMやGoogleのように巨大企業の中に量子部門を持っているところに乗る方が、まだ現実的です。ただ、その場合は量子はあくまで会社全体の一部門なので、「量子だけでテンバガー」というストーリーにはならないかなと。
一方で、IonQのような専業スタートアップは、テーマ性とモメンタムで数年スパンのマネーゲームとしては十分アリだと思っています。調子が良いときにしっかり売り抜ける前提であれば、量子への投機自体は否定していません。
気になっているのはSNSなどで見かける、「量子は将来の本命だから、今のうちに10年ガチホ」という、思考停止気味の空気です。
現実には、AI側の進化が速すぎて、本来なら「ここは量子コンピュータの独壇場になるだろう」と言われていたような化学計算・材料探索の一部まで、古典計算+AIでかなり食われつつあります。「量子じゃなきゃ絶対無理」という領域が思ったよりも狭まるかもしれない、という見方をしている専門家も増えています。
量子コンピュータのポテンシャル自体は否定しませんが、
「10年後の量子市場が約束されている」
とはとても言えない、というのが現時点での自分の認識です。
• 「よく分からないけど次のNVIDIAになりそうだから、取りあえず10年ガチホ」は全く支持できない
というのが、自分のスタンスです。
一つ前の投稿でも触れましたが、World Energy Outlook のようなレポートを見ても、今後の電力需要がEV、ヒートポンプ、産業、そしてデータセンター・AIによって確実に増えていく、というのはほぼコンセンサスになっています。
再エネだけでは変動性・系統安定性の問題があり、既存の大型原発はコスト超過と工期遅延で新設が進みにくい。その中で、
• CO₂を出さない
• 安定したベースロード電源になれる
• できれば小型・モジュール化して展開しやすい
という条件を満たす候補として、SMRがかなりまじめに議論されており、「電力消費の危機に対する解の一つとしてSMRがベスト候補の一角にいる」という状況で、市場全体の伸びの確度は量子に比べてずっと高いと感じています。
原子力技術そのものも、量子と比べると位置づけが違います。
大型炉にせよ高速炉にせよ、基本的な物理原理は何十年も前から実証されていて、「本当にこの物理で発電できるのか?」というレベルの不確実性はほとんどありません。難しいのは、
• 設計・エンジニアリング
• 規制・許認可
• 資金調達とプロジェクトファイナンス
• 社会的・政治的な受容性
といった、インフラ事業としてのハードルの方だと考えます。
OKLOについて自分が「10年ガチホ候補」と書いているのは、ここに加えてビジネスモデルの設計にかなり納得感があるからです。
小型の高速炉を、
既存サイトやデータセンターなどに設置し、
電力の売り切りではなく、長期の電力サービスとして提供する
というモデルを狙っている会社だと理解しています。
AIやクラウドの成長で、データセンター向けの安定電源ニーズが高まっていることを考えると、この方向性はかなりロジカルです。また燃料の再利用構想も地政学的にも価値が高い。
もちろん、OKLOも不確実性だらけで
• 規制プロセスがどこまでスムーズに進むか
• プロジェクトが遅れたときの資金繰り
• 追加増資や希薄化リスク
• 最終的には大手ユーティリティやビッグテックに飲み込まれる可能性
どれも現実的なリスクですし、「OKLOさえ握っておけば安泰」みたいな話では全くありません。
自分も妄信しているつもりはなくて、「これはこれでかなりハイリスクなディープテック銘柄」という認識は持っています。
• 国際機関レベルでも、原子力・SMRが現実的な選択肢として再評価されていること
• OKLOのビジネスモデルや方向性は、その流れの中で原理的にもビジネス的にも納得しやすいこと
こういった点を踏まえると、量子ハード専業スタートアップに比べれば、
「10年スパンで事業として成立している姿をイメージしやすい」
というのが今の自分の感覚です。
• 量子ハードは勝者が限られ、負け組は本当に紙屑になり得る
• AIの進化によって、量子の“唯一無二の出番”が狭まる可能性もある
• 10年後の量子市場は約束されていない
という前提を踏まえずに、「次のNVIDIAだ!」とだけ言って思考停止で10年ガチホするのは、かなり危険だと思っています。
一方でSMR、特にOKLOは、
• 電力需要の構造変化と、原子力の再評価という大きな流れのど真ん中にいる
• 課題は山ほどあるが、「何を解決しようとしているのか」が明確で、原理・ビジネス両面でイメージしやすい
• だからこそ、リスクを理解したうえで「10年ガチホ候補」と呼ぶことに、個人的には一定の納得感がある
以上、OKLOに偏ったポートフォリオを抱えた一個人のつぶやきでした
量子については、自分の頭の中では「量子ハード」と「量子ソフト」をきっちり分けています。本当はここをごちゃ混ぜにしたまま「量子銘柄」と言い出す時点で、だいぶ話が危うくなると思っています。
特に量子ハード専業スタートアップは、
• 研究開発費が売上を上回る“研究所ビジネス”状態が長く続く
• FTQCまでの距離が、物理・工学・資金のどの面から見てもまだ遠い
• 勝てる方式・勝てる企業はごく少数で、選ばれなかったところの株は本当に紙屑になり得る(まだ見上場のスタートアップも多く、今買える銘柄から勝者が出ない可能性が高い。あくまで個人的な意見では先行している超伝導がそのまま選ばれる確率は決して高くないかなと…)
という構造だと見ています。
量子ハードにどうしても張りたいなら、IBMやGoogleのように巨大企業の中に量子部門を持っているところに乗る方が、まだ現実的です。ただ、その場合は量子はあくまで会社全体の一部門なので、「量子だけでテンバガー」というストーリーにはならないかなと。
一方で、IonQのような専業スタートアップは、テーマ性とモメンタムで数年スパンのマネーゲームとしては十分アリだと思っています。調子が良いときにしっかり売り抜ける前提であれば、量子への投機自体は否定していません。
気になっているのはSNSなどで見かける、「量子は将来の本命だから、今のうちに10年ガチホ」という、思考停止気味の空気です。
現実には、AI側の進化が速すぎて、本来なら「ここは量子コンピュータの独壇場になるだろう」と言われていたような化学計算・材料探索の一部まで、古典計算+AIでかなり食われつつあります。「量子じゃなきゃ絶対無理」という領域が思ったよりも狭まるかもしれない、という見方をしている専門家も増えています。
量子コンピュータのポテンシャル自体は否定しませんが、
「10年後の量子市場が約束されている」
とはとても言えない、というのが現時点での自分の認識です。
なので:
• 量子ハード専業はモメンタム相場としてのマネーゲームとしては理解しつつ、• 「よく分からないけど次のNVIDIAになりそうだから、取りあえず10年ガチホ」は全く支持できない
というのが、自分のスタンスです。
⸻
一方で、SMR、とくにOKLOについては、まったく違う見方をしています。一つ前の投稿でも触れましたが、World Energy Outlook のようなレポートを見ても、今後の電力需要がEV、ヒートポンプ、産業、そしてデータセンター・AIによって確実に増えていく、というのはほぼコンセンサスになっています。
再エネだけでは変動性・系統安定性の問題があり、既存の大型原発はコスト超過と工期遅延で新設が進みにくい。その中で、
• CO₂を出さない
• 安定したベースロード電源になれる
• できれば小型・モジュール化して展開しやすい
という条件を満たす候補として、SMRがかなりまじめに議論されており、「電力消費の危機に対する解の一つとしてSMRがベスト候補の一角にいる」という状況で、市場全体の伸びの確度は量子に比べてずっと高いと感じています。
原子力技術そのものも、量子と比べると位置づけが違います。
大型炉にせよ高速炉にせよ、基本的な物理原理は何十年も前から実証されていて、「本当にこの物理で発電できるのか?」というレベルの不確実性はほとんどありません。難しいのは、
• 設計・エンジニアリング
• 規制・許認可
• 資金調達とプロジェクトファイナンス
• 社会的・政治的な受容性
といった、インフラ事業としてのハードルの方だと考えます。
OKLOについて自分が「10年ガチホ候補」と書いているのは、ここに加えてビジネスモデルの設計にかなり納得感があるからです。
小型の高速炉を、
既存サイトやデータセンターなどに設置し、
電力の売り切りではなく、長期の電力サービスとして提供する
というモデルを狙っている会社だと理解しています。
AIやクラウドの成長で、データセンター向けの安定電源ニーズが高まっていることを考えると、この方向性はかなりロジカルです。また燃料の再利用構想も地政学的にも価値が高い。
もちろん、OKLOも不確実性だらけで
• 規制プロセスがどこまでスムーズに進むか
• プロジェクトが遅れたときの資金繰り
• 追加増資や希薄化リスク
• 最終的には大手ユーティリティやビッグテックに飲み込まれる可能性
どれも現実的なリスクですし、「OKLOさえ握っておけば安泰」みたいな話では全くありません。
自分も妄信しているつもりはなくて、「これはこれでかなりハイリスクなディープテック銘柄」という認識は持っています。
それでも、
• 電力需要が構造的に伸びる方向にあること• 国際機関レベルでも、原子力・SMRが現実的な選択肢として再評価されていること
• OKLOのビジネスモデルや方向性は、その流れの中で原理的にもビジネス的にも納得しやすいこと
こういった点を踏まえると、量子ハード専業スタートアップに比べれば、
「10年スパンで事業として成立している姿をイメージしやすい」
というのが今の自分の感覚です。
⸻
量子への投資・投機を否定するつもりはなくて、むしろ短〜中期でモメンタムに乗って利確していく運用としては、十分アリだと思っています。ただ、• 量子ハードは勝者が限られ、負け組は本当に紙屑になり得る
• AIの進化によって、量子の“唯一無二の出番”が狭まる可能性もある
• 10年後の量子市場は約束されていない
という前提を踏まえずに、「次のNVIDIAだ!」とだけ言って思考停止で10年ガチホするのは、かなり危険だと思っています。
一方でSMR、特にOKLOは、
• 電力需要の構造変化と、原子力の再評価という大きな流れのど真ん中にいる
• 課題は山ほどあるが、「何を解決しようとしているのか」が明確で、原理・ビジネス両面でイメージしやすい
• だからこそ、リスクを理解したうえで「10年ガチホ候補」と呼ぶことに、個人的には一定の納得感がある
以上、OKLOに偏ったポートフォリオを抱えた一個人のつぶやきでした
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