グリムス＜3150＞は15日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.7%減の299.08億円、営業利益が同44.9%増の52.17億円、経常利益が同42.9%増の52.68億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同43.6%増の35.40億円となった。
エネルギーコストソリューション事業の売上高は前年同期比39.9%増の77.34億円、セグメント利益は同45.7%増の30.30億円となった。電力の自家消費を提案する事業用太陽光発電システムを主力商材とし、また、事業者のコスト削減のための電力基本料金削減コンサルティングやIoT機器、省エネルギー化のための業務用エアコン・トランスなどの各種省エネ設備を販売し、顧客に電力の運用改善・設備改善などの提案をしてきた。
スマートハウスプロジェクト事業の売上高は同10.6%増の44.40億円、セグメント利益は同18.3%増の5.87億円となった。脱炭素による再生可能エネルギーへの関心の高まりや、太陽光発電の10年間の固定価格買取制度の適用が終わる卒FIT案件の増加といった市場環境、住宅 のエネルギーレジリエンス強化へのニーズにより蓄電池への需要があることから、蓄電池の販売を推進した。
小売電気事業の売上高は同18.8%減の177.33億円、セグメント利益は同25.9%増の22.67億円となった。電力市場価格の低下等により売上高が減少した一方、リスクヘッジ施策の効果に加え電力市場価格の低位安定により、利益が拡大した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.7%増の340.00億円、営業利益が同24.6%増の65.00億円、経常利益が同24.7%増の65.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.0%増の43.20億円を見込んでいる。
また、2024年3月期の期末配当予想については、2月14日において31.00円としていたが、2024年3月期の業績実績が業績予想を上回ったため、前回予想から1.00円増配し、1株当たり32.00円とすることを発表した。
格萊姆斯＜3150＞於15日公佈了截至2024/3財年的合併財務業績。淨銷售額較上一財年下降4.7％，至299.08億日元，營業利潤增長44.9％，至52.17億日元，普通利潤增長42.9％，至52.68億日元，歸屬於母公司股東的淨收益增長43.6％，至354.0億日元。
能源成本解決方案業務的銷售額比去年同期增長了39.9％，達到77.34億日元，分部利潤增長了45.7％，達到30.3億日元。使用以自用電力爲主要產品的商用光伏發電系統，我們還銷售各種節能設備，例如降低運營商成本的基本功率降低諮詢，物聯網設備，商用空調和用於節能的變壓器等，並向客戶提出了電力運營改進，設備改進等。
智能家居項目業務的銷售額同期增長了10.6％，達到44.40億日元，分部利潤同期增長了18.3％，達到5.87億日元。由於脫碳導致對可再生能源的興趣增加，對蓄電池的需求增加，以及諸如FIT項目增加等市場環境，停止了對太陽能發電的10年固定價格購買制度的應用，以及需要加強房屋的能源彈性，因此促進了蓄電池的銷售。
零售電力業務的銷售額同期下降了18.8％，至177.33億日元，分部利潤較同期增長了25.9％，至22.67億日元。儘管由於電力市場價格下跌等導致銷售下降，但由於電力市場價格的低穩定性以及風險對沖措施的影響，利潤擴大。
關於截至2025/3的全年合併收益預測，我們預計銷售額將比上一財年增長13.7％，達到340億日元，營業收入將增長65.0億日元，同期增長24.6％，普通利潤至65.70億日元，增長24.7％，歸屬於母公司股東的淨收益將增長22.0％至43.20億日元。
此外，截至2024/3財年的年終股息預測在2月14日爲31.00日元，但由於截至2024/3財年的業績超過了收益預期，宣佈股息將從先前的預測增加1.00日元，至每股32.00日元。
