■株主還元策
リソー教育<4714>は株主への利益還元を経営の重要課題の1つと位置付けている。配当方針については、内部留保の充実度合いや利益の状況及び経営環境等を総合的に勘案し、2024年2月期からは配当性向50%以上を目途に実施することとし、2024年2月期の1株当たり配当金は10.0円(配当性向90.6%)となった。2025年2月期についても同額の10.0円(同90.3%)を予定しており、配当利回りで3.6%(2024年4月15日終値ベース)の水準となる。今後、利益成長により配当性向が50%を下回る状況となれば増配が期待できる。なお、配当以外に蓄えた内部留保及び資金の使途については、設備投資や経営のDXを進めるためのシステム投資に充当していくほか、コロナ禍のような突発的な事象が発生した際の一時的な費用増に備えるためのものとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
■股东回报政策
Riso Education<4714>将向股东返还利润视为重要的管理问题之一。关于分红政策,决定综合考虑内部储备的实现程度、利润状况、业务环境等,从2024/2财年起,分红支付率为50%或以上,截至2024/2财年的每股股息为10.0日元(股息支付率90.6%)。2025/2财年的股息收益率也将达到同样的10.0日元(相同的90.3%),股息收益率将达到3.6%(基于2024/4/15的收盘价)。将来,如果由于利润增长导致股息支付率降至50%以下,则可以预期股息增加。此外,除了用于资本投资和系统投资以推进管理层的DX外,使用内部储备金和除股息以外的储备金还旨在为 COVID-19 疫情等突发事件发生时的临时成本增加做准备。
(作者:FISCO 客座分析师佐藤乔)