投資家は引き続き米株を追い上げ、月曜日にスタンダード&プアーズ500指数を追跡する最大取引所取引基金(ETF)に60億ドルを投入した。
米大統領選--当時も市場不確定期にあり、株式市場も記録的高値に近づいた--以来、投資家のSPDRスタンダード500指数ETF信託基金(コードSPY)への最大の資金投入である。
“SPYは往々にして機関投資家により多く使用され、不確定性の時期にその強力な流動性によって興味を引く”CFRA ResearchのETFと共同基金担当のTodd Rosenbluth氏は、“アフガニスタン情勢の動揺により、市場に昨日変動の兆しが現れ、SPYが第一のツールとなった”と述べた
スタンダード&プアーズ500指数は過去最高を記録し、8月は史上最も穏やかな月の一つになる見込みだが、市場にはある程度の不安が含まれている。タリバンがカブール支配権を奪取したような地政学的疑念のほか、経済データも一喜一憂しており、デルタ株や世界経済回復への影響への懸念が高まっている。
月曜日SPYの資金流入規模は2020年11月9日以来単日最大であり,7日連続で流入し,合計99億ドル流入した